温灸

温めるということ

からだを温めることは、本来からだが持っている力を思い出させること。

当院では鍼灸と温熱療法を通して身体が本来持っている自然治癒力をやさしく引き出すお手伝いをしています。

 

からだが冷えるということ

現代の生活では、冷房・ストレス・運動不足などにより身体が冷えやすい環境になっています。

身体が冷えると血流が滞り、細胞の働きも低下しやすくなります。

その結果、疲れやすい・回復しにくい・免疫力が低下するといった状態につながることがあります。

冷えに悩む女性へ
心もからだもホッとするポカポカ習慣

私たちのからだは、体温によって細胞の働きが支えられています。

からだが冷えてしまうと血流が滞り、本来持っている自然治癒力も働きにくくなってしまいます。

東洋医学では、からだを温め廻りを整えることが健康を保つうえでとても大切だと考えられています。

その考え方を表す言葉として、次のようなものがあります。

細胞の動力源は「熱」。細胞が活動できるのは人体に「熱」があるから。「熱」が著しく低い状態では細胞の活動は停滞し、老化は加速し、免疫力は低下。感染症をはじめ、あらゆる病気にかかりやすく治りにくい体になる。
(石原結實 ”自然治癒力”を最大限に引き出す石原医学大全 青春出版社)

温灸の調和が生む

やさしい温もり

当院の温灸は、温かな熱でからだをやさしく包み込み、冷えた部分や巡りが滞っているところを心地よく整えていきます。

熱をあてた時に、「温かくて気持ちいい」と感じるところもあれば、冷えや滞りが強い部分ほど「あつい!」と感じることがあります。
でも、それはからだからのサイン。お一人おひとりの状態をみながら、熱さを調整し、無理なくやさしく整えていきます。

施術中は、まるでマッサージを受けた後のように、筋肉のこわばりがふっとゆるみ、凝りがほどけていくような感覚を感じる方もいらっしゃいます。
この心地よい刺激が、自律神経のバランスを整え、からだの奥からぽかぽかと温もりを届けてくれます。

施術後には、「からだが軽くなった」「巡りが良くなった」「ほっとした」と感じられる方も多く、冷えがつらい方、疲れが抜けない方、なんとなく不調が続く方にもおすすめです。

HSPについて

ヒートショックプロテイン(HSP)は、熱などの刺激を受けたときに作られるたんぱく質です。傷ついた細胞の修復を助け、からだを守る働きがあるといわれています。

からだを温めることで、このHSPの働きが高まる可能性が研究でも報告されており、健康や美容を支える一助になるとも考えられています。

HSPに期待されている働き

  • 抗ストレス作用
  • 睡眠の質の改善
  • うつ症状の改善
  • 脳の老化予防
  • 認知機能の改善
  • 抗疲労作用
  • 免疫力の向上
  • 活性酸素の消去
  • 内臓機能の向上
  • 美肌を保つ
  • ダイエット作用
  • メタボの改善
  • 風邪の予防
  • 腎不全の予防
  • ガンの予防
  • 放射線障害の予防
  • シミ・シワの予防
  • ショックの予防
  • 夏バテの予防
  • 筋肉痛の予防
    ほか

〜慶応義塾大学薬学部の水島徹教授、修文大学健康栄養学部の伊藤要子教授(元・愛知医科大学医学部准教授)らによる研究報告をもとに掲載しています。効果には個人差があります〜

からだが冷えるということ

免疫細胞が正常に機能する体温は36.5度とされていますが、体温が1度上がると、免疫力は最大で5〜6倍も上がると言われています。私たちが病気の時に発熱るすのも、免疫細胞を活性化させるためなのです。
逆に、体温が1度下がると免疫力が30%以上も下がるというデータもあり、冷えは万病の元と昔から言われています。
そして、ストレスも冷えの原因となります。

3つの冷え性
①末端冷え性:手足が冷える(自覚あり)
②下半身冷え性
③内蔵型冷え性

①の末端冷え性タイプは、自分の冷えを自覚しやすいのですが、②の下半身冷え性と③の内蔵型冷え性のタイプは、暑がりや汗かきで冷えを自覚しにくく、冷えがどんどん進んでいることも少なくありません。

文明の発達と共に、エアコン、食事や運動などの生活習慣の変化など低体温を招く要因が多くなりました。その結果、冷えは老若男女を問わず、幼い子供達にまで広がっています。

身体が冷えた時に現れる様々な現象を見落とすことなく、早めの対処が肝心です。

ビワ温灸 

ビワ温灸について

ビワの葉には、古くから「癒しの葉」として知られる成分が含まれています。
その葉を温灸の熱でじんわりと温め、体の深部までぬくもりを届けるのが、ビワ温灸です。

やさしい温熱が血流を促し、内臓の働きを整え、自然治癒力を引き出してくれます。
鍼灸と組み合わせることで、より深いリラックスと回復が期待できます。

ビワの葉のちから

ビワの木はバラ科に属し、古くから「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」とも呼ばれてきました。
ビワの葉には、ブドウ糖・果糖・クエン酸・リンゴ酸などの有機酸のほか、
去痰作用をもつサポニンなど、体を整えるさまざまな成分が含まれています。

中でも注目されるのが「アミグダリン(ビタミンB17)」です。
アミグダリンは体の中で不要なものを選んで分解し、
健やかな状態を保つ働きがあるといわれています。

さらに、ビタミンやミネラルも豊富で、まさに自然の恵みが詰まった葉といえます。

 

こんな方におすすめ

体の冷えが気になる
疲れやすい
体を温めて整えたい
リラックスしたい
巡りを整えたい

身体をやさしく温めながら、本来の働きを整えていきます。

 

小さなことでもお気軽にご相談ください🌿

 

ビワのコラム

ビワの葉と昔からの知恵

ビワの葉は、古くから民間療法として親しまれてきました。

煎じた汁を皮膚炎やあせもの湿布に使ったり、浴用料として用いたりと、暮らしの中で活用されてきたのです。

江戸時代には、ビワの葉にカッコウ、木香、呉茱萸(ごしゅゆ)、肉桂、甘草、莪朮(がじゅつ)などの生薬を加えた「琵琶葉湯(びわようとう)」が、暑気払いの飲み物として楽しまれていました。

この飲み物は京都・烏丸を発祥に、やがて全国へ広まり、江戸の庶民の夏の風物詩として親しまれたと伝えられています。

ビワの葉は、昔から暮らしの中で人々の健康を支えてきた植物なのです。

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