院長挨拶
はじめまして
希起温もり鍼灸院 院長の篠田佐起子(シノダサキコ)です。
心とからだは、いつも寄り添っている
この仕事を通して感じているのは、
「こころ」と「からだ」はいつも寄り添って生きているということです。
病院で「異常なし」と言われても、
あるいは「異常はあるけれど、治療の必要はなく経過観察だけ」と言われて、
日々なんとか頑張ってきた方も少なくありません。
そうした “言葉にならないつらさ” に寄り添うこと。
それこそが、私の鍼灸の原点です。
からだの奥に眠る力を呼び覚ます
びわ温灸や鍼のやさしい刺激は、からだの奥に眠る自然治癒力を静かに呼び覚まします。
少しずつ今あるつらさから解き放たれ、心とからだが柔らかくほどけていく——
そんな “安心の時間” をお届けしたいと思っています。
無理は理が無い
「無理は理が無い」——この言葉は、私が20歳の頃に初めて聞いた言葉です。
当時の私は、“頑張らなきゃ!”という気持ちに縛られ、
からだの声を無視して無理を重ねていました。
そして気づけば、“無理のきかないからだ” になっていたのです。
そんな私を救ってくれたのが、ビワ温灸でした。
理にかなわない生き方を続けると、いずれ滞りとして現れます。
心とからだが本当に癒えるのは、力を抜き、自然の理(ことわり)にゆだねたとき。
そして、その大切さに気づかせてくれたのが、ビワでした。
人のからだは“小さな宇宙”
東洋医学では、人のからだは「小さな宇宙」といわれます。
私たちは自然の一部であり、季節の移ろいや天気、心の揺らぎとも深くつながっています。
だからこそ、自然に逆らわず、
感謝の気持ちをもち、日々の流れに寄り添って生きることが大切です。
そして、森の住民であるナマケモノのように、
自然と同化しながら、ゆったりと自分のペースで生きる。
そんなやさしい生き方を、一緒に目指していきませんか?
ほっとできる居場所に
この場所が、心とからだがふっとゆるむ “ほっとできる居場所” になりますように。
その思いを込めて、皆さまをお迎えしています。
