ビワ温灸について

冷えに悩む女性へ
心もカラダもホッとするポカポカ習慣

細胞の動力源は「熱」。細胞が活動できるのは人体に「熱」があるから。「熱」が著しく低い状態では細胞の活動は停滞し、老化は加速し、免疫力は低下。感染症をはじめ、あらゆる病気にかかりやすく治りにくい体になる。
(石原結實 ”自然治癒力”を最大限に引き出す石原医学大全 青春出版社)

ビワの葉と温灸の調和が生む、やさしい温もり

当院の温灸は、やさしい温かさで身体を包み込み、冷えた部分を心地よくケアします。

冷えて循環が悪くなっている部分にあてると、「あチッ!!」と身体が自然に反応することがあります。この心地よい熱の刺激が、自律神経のバランスを整え、体の奥からぽかぽかと温もりを届けてくれます。

さらに、この刺激によってヒートショックプロテイン(HSP)の増加も期待でき、美容や健康をサポートし、身体の気・血・水のめぐりをスムーズにしてくれます。

特にコリや冷え、しびれの強い部分には、ビワの葉をあててて、温灸を行います。

血行を促し、痛みや炎症をやわらげるといわれるアミグダリン(ビタミンB17)を含むビワの葉が、体の内側から自然治癒力を支えてくれます。

ビワの葉の香りと心地よい温かさが、心と身体の両方に深いリラックスをもたらします。

ビワ温灸の『じんわり気持ちいい〜』『あチッ!!』の心地よい刺激で、身体を内側から温め、軽やかな毎日を手に入れてみませんか?」

HSPについて

ヒートショックプロテイン(HSP)は、温熱刺激により増加するとされるタンパク質の一種で、カラダを整える働きをサポートします。私が使用します温灸器の心地よい刺激が、めぐりを健やかに保つ手助けとなり、日々の冷え対策をサポートします。温める習慣を取り入れることで、ゆったりリラックスしながら、快適な毎日を目指すことができます。

HSPに期待できる効能

  • 抗ストレス作用
  • 睡眠の質の改善
  • うつ症状の改善
  • 脳の老化予防
  • 認知機能の改善
  • 抗疲労作用
  • 免疫力の向上
  • 活性酸素の消去
  • 内臓機能の向上
  • 美肌を保つ
  • ダイエット作用
  • メタボの改善
  • 風邪の予防
  • 腎不全の予防
  • ガンの予防
  • 放射線障害の予防
  • シミ・シワの予防
  • ショックの予防
  • 夏バテの予防
  • 筋肉痛の予防
    ほか

〜慶応義塾大学薬学部の水島徹教授、修文大学健康栄養学部の伊藤要子教授(元・愛知医科大学医学部准教授)らが報告しています〜

身体が冷えるということ

免疫細胞が正常に機能する体温は36.5度とされていますが、体温が1度上がると、免疫力は最大で5〜6倍も上がると言われています。私たちが病気の時に発熱るすのも、免疫細胞を活性化させるためなのです。
逆に、体温が1度下がると免疫力が30%以上も下がるというデータもあり、冷えは万病の元と昔から言われています。
そして、ストレスも冷えの原因となります。

3つの冷え性
①末端冷え性:手足が冷える(自覚あり)
②下半身冷え性
③内蔵型冷え性

①の末端冷え性タイプは、自分の冷えを自覚しやすいのですが、②の下半身冷え性と③の内蔵型冷え性のタイプは、暑がりや汗かきで冷えを自覚しにくく、冷えがどんどん進んでいることも少なくありません。

文明の発達と共に、エアコン、食事や運動などの生活習慣の変化など低体温を招く要因が多くなりました。その結果、冷えは老若男女を問わず、幼い子供達にまで広がっています。

身体が冷えた時に現れる様々な現象を見落とすことなく、早めの対処が肝心です。

ビワ温灸

ビワ温灸について

ビワの葉には、古くから「癒しの葉」として知られる成分が含まれています。
その葉を温灸の熱でじんわりと温め、体の深部までぬくもりを届けるのが、ビワ温灸です。

やさしい温熱が血流を促し、内臓の働きを整え、自然治癒力を引き出してくれます。
鍼灸と組み合わせることで、より深いリラックスと回復が期待できます。


ビワの葉のちから

ビワの木はバラ科に属し、古くから「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」とも呼ばれてきました。
ビワの葉には、ブドウ糖・果糖・クエン酸・リンゴ酸などの有機酸のほか、去痰作用をもつサポニンなど、体を整えるさまざまな成分が含まれています。

中でも注目されるのが「アミグダリン(ビタミンB17)」です。
アミグダリンは体の中で不要なものを選んで分解し、健やかな状態を保つ働きがあるといわれています。
さらに、ビタミンやミネラルも豊富で、まさに自然の恵みが詰まった葉といえます。


昔から親しまれてきた民間療法

ビワの葉は、古くから民間療法としても使われてきました。
煎じた汁を皮膚炎やあせもの湿布に使ったり、浴用料として用いたりと、暮らしの中で親しまれてきたのです。

江戸時代には、ビワの葉にカッコウ、木香、呉茱萸(ごしゅゆ)、肉桂、甘草、莪朮(がじゅつ)などの生薬を加えた「琵琶葉湯(びわようとう)」が暑気払いの飲み物として楽しまれていました。
京都・烏丸を発祥に、やがて全国へ広まり、江戸の庶民の夏の風物詩として親しまれたと伝えられています。

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